「派遣社員って夏休みあるの?」
「ひとまず休んではいるけど、給料もらえるよね?」
と気になっていませんか?
結論から言うと、派遣社員は休んでもお金がもらえる期間はありません。
ただし、契約している派遣会社にもよるため、一概には言い切れないのも事実です。
そこでこの記事では
- 派遣社員の長期休暇の有無
- 派遣社員の有給休暇
- 休みでもお金をもらう方法
について説明していきます。
お金が欲しいから派遣社員なのに、「会社側が休み」という理由でお金がもらえないのは苦痛ですよね。
まずは、派遣社員の休みについて細かい部分まで一緒にチェックしてみましょう。
記事を7秒で理解する
派遣社員に給料がもらえるお盆休み(夏休み)はない
残念ながら、派遣社員には給料がもらえるお盆休み(夏休み)が無いことが多いです。
また夏休みが取れるかどうかは、派遣先の企業の規定にしたがうしかありません。
派遣社員が仕事を休んだ場合でも給料がもらえるのは有給休暇だけです。
有給休暇は、勤続6ヶ月以上であれば付与されるケースがほとんど。
新年度(4月)になったタイミングで派遣された場合は、有給がまだもらえない可能性がありますね。
有給休暇があるのか気になるのであれば、まずは派遣元の会社に問い合わせる必要がありますよ。
派遣先が休みのときでも派遣社員は休めない
派遣先の会社が休みの場合、派遣社員は休み扱いにはなりません。
たとえば、派遣先の起業が祝日休みの場合。派遣社員は有給休暇もしくは欠勤扱いとなります。
もちろん派遣会社によって異なりますが、一般的には派遣元の制度が適用されます。
そのため休みの多い会社に派遣されると、出勤日が少なくなり給料に差が出てくる可能性があるため注意が必要です。
給料が下がりやすいのは1・5・8・12月
派遣社員の給料が下がりやすいのは、
- 5月:ゴールデンウィーク
- 8月:お盆休み、夏休み
- 12月:年末
- 1月:年始
です。
やはり休暇が多くなるので、給料が下がってしまうことがあります。
また派遣先によっては、「創立記念」や「運動会」などのイベントがあるケースがあるので、派遣先のカレンダーを確認することをお忘れなく。
派遣社員が長期休暇(お盆休み)を取るときの注意点
派遣社員が長期の休暇(お盆休み)を取る時に注意したいポイントは、
- 仕事に支障がないかチェックする
- 事前に派遣先と派遣元に相談する
ことです。
それぞれ詳しく説明していきます。
仕事に支障がないかチェックする
あなたが長い休みを取ることで、他の社員に迷惑がかからないのかを考えましょう。
休みから戻ってきたら、会社の空気が変わっていた…。なんてことが起きると、働きにくいですよね。
また出勤がシフト制の場合は、他の方と休みが被らないように注意することも必要です。
事前に派遣先と派遣元に相談する
自分で判断するのではなく、休みたい日が決まったら派遣先および派遣元に相談してください。
「休みます」といきなり言うのではなく、「〇日に休暇をとっても大丈夫でしょうか?」と相談できるのがベストです。
他に休み人がいるかもしれませんし、大切な会議があるかもわかりません。
まずは、相談ベースで派遣先と派遣元に打診してみましょう。
希望の休暇日から、2週間ほど前に相談できるのがベストですよ!
不要な休暇をとらなければいけない時の対処法
派遣先によっては、「〇日は会社が休みだから出勤できないよ」なんてこともあります。
出勤できないということは、給料が減ってしまいますよね。
有給休暇でカバーできればいいのですが、できない企業も多いです。
そこでおすすめなのが、単発での派遣で穴埋めすること。
とはいえ、今の派遣会社に紹介してもらうのは厳しいですよね。
そこでおすすめなのが、派遣先を検索するサイトを使うことです。
こちらの記事でおすすめの派遣先検索サイトを紹介しているので、参考にしてみてください。
派遣をうまく利用して効率良くお金を稼ごう
今回は、派遣社員の長期休暇について説明しました。ざっとおさらいすると
派遣社員は、給料がもらえるお盆休み(夏休み)はありません。
休んでも給料がもらえるのは、有給休暇だけでしたね。
有給休暇を取る時は、
- 仕事に支障がないかチェックする
- 事前に派遣先と派遣元に相談する
ことを注意しましょう。
また、1・5・8・12月は、給料が下がりやすくなるので注意が必要です。
派遣社員の立場を利用して、効率良く稼いでいきましょう。