派遣社員が転職するなら準備が必須|効率的に転職を進める方法を解説

スポンサーリンク



長い期間派遣をやっていると、「いつ正社員になれるのだろう…」と不安になることはありませんか?

僕も実際に派遣社員を経験しました。1年目は「来年には正社員になれるだろう」と我慢したのを覚えています。

しかし、正社員にはなれずに5年間の派遣生活を過ごしました。正直、正社員を目指すのであれば3年目を過ぎた頃に「まずは契約社員から」といった話題が上がってこないと、正社員になる可能性はとても低いです。

そこで考えるのが転職です。とはいっても、転職には準備が必要です。しっかりとした準備をすることで、転職を有利に進めることができます。

そこで今回の記事では、

  • 転職活動に必要な期間
  • 転職活動で最低でも準備しておきたいもの
  • 転職活動における手順

について紹介します。

もし、あなたが派遣生活を3年過ごしているのに、契約社員の話が出ていないのであれば、今すぐ転職の準備をしましょう。

転職活動に必要な期間は約3〜6ヶ月

転職活動に必要な期間は、およそ3〜6ヶ月ほど。おおまかにいえば、

  • 1〜2ヶ月目:転職活動を準備する
  • 2〜4ヶ月目:選考や面接、内定を獲得する
  • 4〜6ヶ月目:退職の準備をする

のが一般的です。それぞれ詳しく説明しますね。

1〜2ヶ月目:転職活動の準備をする

1〜2ヶ月目は、自己分析や情報収集など転職活動の準備をします。

転職先で必要なスキルや資格がある場合は、事前にチェックしておきましょう。

この期間で目指すゴールは、転職の目的や将来像などの書類をつくること。

この書類が完成することが、転職準備の第一歩目になります。

2〜4ヶ月目:選考や面接、内定を獲得する

2〜4ヶ月目は、選考や面接、内定を獲得するステップです。

ほとんど1ヶ月で選考や面接、内定まで進むケースが多いです。もちろん、これ以上長い期間が必要になることも予想されます。

とはいえ、事前の準備をしておくことでスムーズに進めることができます。

もし、思ったような結果が出ない場合は、もう一度書類を作り直したり企業の情報を洗い出したりすることをおすすめします。

4〜6ヶ月目:退職の準備をする

4〜6ヶ月目は、退職の準備をしましょう。派遣先に退職の交渉をしたり業務の引き継ぎをしたりする期間です。

実は、転職先の企業から、「早く入社してほしい」といわれるケースが多いのをご存知でしょうか。

とはいえ、すぐに退職を検討していても、業務の引き継ぎは短期間では難しいです。さらに、退職先への心象が悪くなってしまいがち。

急いで退職したい気持ちもわかりますが、まずは派遣元の業務を完全に引き継いで、気持ちよく次の転職先へ入社しましょう。

 

さて、転職のスケジュール感はある程度つかめたところで、次は転職活動で必要となるものをご紹介しますね。

転職活動で最低でも準備しておきたいもの

転職活動で最低でも準備しておきたいものは、

退職先から受け取るもの

  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳
  • 源泉徴収票

転職先に提出するもの

  • 扶養控除等申告書
  • 給与振込先の届書

が挙げられます。それぞれ詳しく説明します。

退職先から受け取るもの:雇用保険被保険者証

雇用保険被保険者証は、雇用保険に加入するために必要な書類。

保管には「会社が保管している」もしくは、「原本を自分で保管している」の2ケースが考えられます。どちらかわからないのであれば、在職中に確認しておきましょう。

「会社が保管している」場合、退職したときに返されるのでそのまま転職先に出せます。

「自分で保管している」場合、事前に手元に用意しておき、入社のときに出します。

退職先から受け取るもの:年金手帳

年金手帳は、厚生年金保険の加入を証明するものです。

先ほどの雇用保険被保険者証と同じで、「会社が保管している」もしくは、「自分で保管している」の2ケースがあります。

「会社が保管している」場合、退職するときに受け取ります。

「自分で保管している」場合、事前に手元に用意しておき、入社のときに出します。

紛失してしまった場合

年金手帳を紛失してしまった場合、会社もしくは年金事務所、住所地の市区町村役場で再発行することができます。

退職先に再発行を依頼することもできますが、気が引けますよね。郵送でも手続きできますが、再発行に1ヶ月程度かかります。

そんなときは、年金事務所または住所地の市区町村役場に、免許書やパスポートなどの「顔写真付きの本人確認書類」を持っていくことで、その日に発行することが可能です。

退職先から受け取るもの:源泉徴収票

源泉徴収票は、年末調整または確定申告のときに使う書類です。

退職日に受け取るのではなく、退職した後に郵送で受け取ります。

源泉徴収票の提出は、仕事を辞めた時期によって異なります。

たとえば、退職した年と転職先へ入社する年が同じ場合、転職先が年末調整をするので源泉徴収票の提出が必要です。

退職した年と転職先へ入社する年が違う場合、転職先へ源泉徴収票を提出する必要はありません。

まずは在職中に、人事に源泉徴収票について相談しておきましょう。

転職先に提出するもの:扶養控除等申告書

扶養控除等申告書は、扶養控除や障害者控除、社会保険などの手続きに必要です。

入社前にもらったり入社時に記入を求められたりすることがあります。

扶養家族がいない場合も提出が必要なので注意しましょう。

扶養控除等申告書は、転職先から用紙を受け取って記入した後に提出します。

転職先に提出するもの:給与振込先の届書

給与振込先の届書は、あなたの給与を振込む通帳を記入します。

入社前に渡されたり初出勤時に記入したりする場合がありますので、転職先に合わせましょう。

まれに通帳のコピーが必要になることがあるので、その際は添付して提出してください。

転職活動における手順

転職活動における手順は、

  1. 転職する目的とその後をはっきりさせる
  2. 転職の計画を立てる
  3. 自分の強みを洗い出す
  4. 転職先を探す

です。

それぞれ詳しく説明しますね。

転職する目的とその後をはっきりさせる

まずは、転職する目的とその後をはっきりさせましょう。

特に、

  • 転職の目的や理由(なぜ転職したいのか)
  • 転職の必要性(今の会社では達成できないことなのか)
  • 転職して実現したいこと(年収や待遇、勤務の形態)
  • 転職後の未来(5年後や10年後にどんな自分になっていたいか)

を明確にしてください。

「転職の目的」と「転職後の未来」は、転職活動の軸になります。

軸の部分がブレてしまうと、転職活動の失敗に繋がる可能性が高いです。

軸の部分を深掘りしてできるだけ具体化することで、効率的な転職活動をすることができます。

また、転職するタイミングが適正なのかを再確認するきっかけにもなります。

 

「転職して実現したいこと」がいくつかある場合、優先順位をつけておきましょう。

一番の目的を達成するまでに必要となるものを明確にしておくことで、転職を成功させやすくすることが可能です。

転職の計画を立てる

転職には計画が必要です。計画が曖昧だと、転職活動の期間が長くなる可能性があります。

いつ何をするのか、どれくらいの時間をとるかなど、スケジュールをたてましょう。

たとえば、退職の準備期間を想定していない場合。今の会社に迷惑をかけるだけでなく、退職の交渉がうまくいかない恐れがあります。

さらに、転職先との面接時期が重なってしまい、面接の時間が取れないことも。

また転職によっては、必要となるスキルや資格が必要になることがあります。

気持ちのよい退職と転職をするためにも、3ヶ月〜6ヶ月の具体的なスケジュールをたてておきましょう。

自分の強みを洗い出す

あなたがどんな勉強や業務をしてきたのか、どんな仕事が合っているのかなど、自分の強みを洗い出しましょう。

自分の強みを知ることで、あなたに合った転職先を探しやすくなりますし、企業に自分の強みをアピールすることができます。

あなたが持っているスキルや特性に、正直に向き合う作業です。

思いつくものをすべてメモ帳に残しておきましょう。あなたに本当に合う転職先がどこなのかが見えるようになりますよ。

転職先を探す

自分の強みを参考に、転職先を探しましょう。希望の業界や職種、市場の転職ニーズを知ることができます。

情報を集めることで、転職を客観的に把握することが可能です。

「どんな転職先があるのか」「希望の転職先の実態はどうなっているのか」などを調べながら、あなたに合った転職先を見つけましょう。

準備不足の転職活動は効率が落ちる!まずは転職の目的を明確にしよう

今回の記事では、派遣社員が転職を効率的に進める方法について紹介しました。

ざっとおさらいしましょう。

転職活動に必要な期間は、およそ3〜6ヶ月ほどでした。ざっくり分けるなら

  • 1〜2ヶ月目:転職活動を準備する
  • 2〜4ヶ月目:選考や面接、内定を獲得する
  • 4〜6ヶ月目:退職の準備をする

です。

そして、転職活動で最低でも準備しておきたいものは、

退職先から受け取るもの

  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳
  • 源泉徴収票

転職先に提出するもの

  • 扶養控除等申告書
  • 給与振込先の届書

でしたね。

これらを踏まえて、転職活動に望む手順は、

  1. 転職する目的とその後をはっきりさせる
  2. 転職の計画を立てる
  3. 自分の強みを洗い出す
  4. 転職先を探す

となります。

入社する際は、企業から案内があるので心配はいりません。

ですが、はじめての転職活動となると教えてくれたり頼ったりする相手がいないのも事実です。

不安に思うこともたくさんありますよね。

とはいえ、今のまま派遣社員として生活していても、将来が心配になる方も多いはず。

将来への不安がある方は、今の業種とは違う仕事について調べてみることから始めるのをおすすめします。