派遣社員の失業保険はいくら?会社都合と自己都合の違いや条件は?

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「やりたい仕事が少ないから、別の派遣会社に移ろうかな」

なんて感じることはありませんか?

 

そんなとき

  • 派遣社員って失業保険もらえるの?
  • 自己都合と会社都合ってなにが違うの?
  • 手続きに必要なものってある?

と不安を感じるのも事実です。

 

そこで今回の記事では、

この記事でわかること
  • 派遣社員と失業保険の関係
  • 自己都合と会社都合の違い
  • 失業保険の手続きに必要なもの

について説明していきます。

 

失業保険について不安を持っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

失業保険は再就職を支援するためもらうお金

失業保険は、再就職を支援するために国からもらうお金のことです。

 

失業保険の正式名称は「雇用保険」といいます。

雇用保険は厚生労働省が管理していて、手続きや給付はハローワークが担当しています。

派遣社員が失業保険をもらうための2つの条件

派遣社員が失業保険をもらうため条件は、

  • 今後も仕事をする意思がある
  • 雇用保険に入っている

の2つです。

それぞれ詳しく説明していきます。

今後も仕事をする意思がある

仕事を辞めたあとも、仕事をする意思があれば失業手当てがもらえます。

 

仕事をする意思は、働けるスキルを持っているのに職場が決まらない状態のことです。

 

失業保険は、職場を探すために「求職届け」をだし、就職活動をしている人に払われます。

雇用保険に入っている

雇用保険に入っていれば、失業しても手当てがもらえます。

 

雇用保険は、社会保険に含まれる保険の1つです。

 

派遣社員の社会保険については、こちらの記事で詳しく説明しています。

また、退職理由によって雇用保険に入っていた期間の条件が変わります。

 

これらの話と合わせて、退職理由について解説します。

退職理由は「会社都合」と「自己都合」がある

退職理由には、

  • 会社都合:やむを得ず退職
  • 自己都合:希望して退職

の2つがあります。

 

「会社都合」と「自己都合」の違いは、失業手当てがもらえる時期と期間です。

それぞれ説明します。

会社都合で退職した場合

会社側の都合で退職した場合、

  • 失業保険をもらえる条件:過去1年の間に、6ヶ月以上の雇用保険に入っていること
  • 失業保険をもらえる開始:約1ヶ月後
  • 失業保険をもらえる期間:90日~330日

になります。

 

会社都合での退職とは、やむを得ない退職をされた場合です。

 

例えば、会社がつぶれてしまったり〇〇ハラスメントを受けたりと、会社側から自分の意志に反して労働契約を取り消されたときに会社都合での退職となります。

 

派遣社員の退職理由が会社都合になるのは、契約している期間のうちに打ち切られてしまい、その後も働く意思があるのに派遣会社から次の派遣先を紹介されずに退職となった場合です。

自己都合で退職した場合

自己都合で退職した場合、

  • 失業保険をもらえる条件:過去2年の間に、12ヶ月以上の雇用保険に入っていること
  • 失業保険をもらえる開始:約4ヶ月後
  • 失業保険をもらえる期間:90日~150日

になります。

 

自己都合での退職とは、自分で希望して退職することです。

例えば、

  • 転居するため
  • 結婚するため
  • 介護するため
  • 病気療養のため

の退職などが当てはまります。

 

派遣社員の退職理由が自己都合になるのは、派遣先を与えられたにもかかわらず拒否して派遣会社を退職した場合です。

 

これらをまとめると

自己都合 会社都合
条件 2年間で12ヶ月以上の雇用保険に加入 1年間で6ヶ月以上の雇用保険に加入
開始 約4ヶ月後 約1ヶ月後
期間 90日~150日 90日~330日

になります。

派遣社員は離職票をもらったら退職理由を確認しよう

派遣社員は、離職票をもらったら退職理由を確認しましょう。

 

離職票とは、退職すると会社からもらえる書類です。

ハローワークで失業保険もらうときや転職先を探すときに提出します。

 

離職票には「退職理由」が書いてあります。

離職票をもらったら、「退職理由」が納得できる理由になっているか確認してください。

 

疑問に感じる退職理由の場合は、退職理由が正しいのかを調査してもらうようハローワークに相談することをおすすめします。

派遣社員が失業保険の手続きに必要なもの

派遣社員が失業保険の手続きに必要なものは

  • 雇用保険被保険者離職票1
  • 雇用保険被保険者離職票2
  • 写真付きの身分証明書
  • 写真2枚
  • 印鑑
  • 本人名義の通帳
  • 個人番号の確認書類

です。

 

雇用保険被保険者離職票1

雇用保険被保険者離職票1は、こちらの「ハローワークの資料」と同じ様式ものです。

会社から受け取れるものなので、しっかり保管しておきしましょう。

 

雇用保険被保険者離職票2

雇用保険被保険者離職票2は、「ハローワークの資料」と同じ様式ものです。

会社から受け取れるものなので、しっかり保管しておきしましょう。

身分証明書

身分証明書は、写真が付いていて身分が証明書できるものです。

運転免許証もしくは住民基本台帳カードなどにを用意してください。

 

写真2枚

写真は、縦3cm×横2.5cmのサイズで正面から上半身より上が写っていて3か月以内に撮影したものを用意してください。

 

印鑑

印鑑は、普段から使っている印鑑を用意してください。

 

普通預金通帳

普通預金通帳は、本人の名義になっている普通預金の通帳を用意してください。

 

個人番号確認書類

個人番号確認書類は、マイナンバーカードなど用意してください。

 

 

手続きはハローワークがしてくれます。

上記で説明した書類をもって、近くのハローワークへ向かいましょう。

 

手続きが終わったら、失業保険についての説明会があります。

説明会は、必ず参加しなければいけません。

今後の手続きや流れを確認するためにも、しっかり受けましょう。

 

派遣社員の会社都合での退社は 1ヶ月間の待機期間がある

派遣社員の場合、契約の期間が終わってから1ヶ月の間は、会社都合と判断されるまでの「待機期間」があります。

 

派遣社員は、同じ派遣元から就業するのに1ヶ月間は被保険者としての資格を持つことが認められています。

 

そのため、契約の期間が終わっても派遣会社の保険に加入していることになります。

 

つまり、派遣会社の保険の資格がなくならなければ、退職したことになりません。

 

もし契約がおわってからすぐに離職票がほしい人は、自己都合での退職となりますので注意しましょう。

派遣社員は失業保険の仕組みを理解して支援金をもらおう

派遣社員は、失業保険の仕組みをしっかりと理解して、国から支援金をもらいましょう。

 

国の制度は、わかりにくいものが多くて不安に思ったり面倒くさいと思ったりしてしまいますよね。

 

とはいえ、ふたを開けると「あれ、手続きってこれだけ?」なんてこともあります。

 

この記事を参考に、仕組みを理解してもらえたら幸いです。

本来もらえるべきものをしっかりともらって、次のステップに進みましょう。